kogame2004のブログ

電子工作+プログラミング、書道が好きな中学一年生。 小3より各種ワークショップで色々な体験をしているうちに電子工作+プログラミング(フィジカルコンピューティング)に興味を持ち、現在に至ります。RaspberryPiでのもの作りは小4の4月から始めました。

MakerFaireTokyo2015 1日目 流れ

8月1日

MakerFaireTokyo2015の一般入場開始は、正午だ。
午前中の準備については、この前書いたので、今回は流れ(来場者が来て下さっている時)。

会場は来場者が来る前から蒸し暑くて、正午少し前には、MakerFaireTokyo2015の入り口に来場者の長蛇の列ができていた。

僕が今回出展した作品は、3つ。
 1、レインボー風車
 2、ワリバドラゴン(プログラミング制御で動くラジコンカー)
 3、ラズパイ宣伝バスLEDバージョン。
   (昨年、MFTに出展したラズパイ宣伝バスにLEDのツリーみたいなものをつけて、キラキラにしたもの。w デコトラじゃないよ!w)

1のレインボー風車は、超音波センサー(超音波センサーで距離を導き出す)に手をかざして風車を右・左交互に動かす仕組み。
トトロと妖怪ウォッチの曲が流れるプログラミングもscratchでした。

2のワリバドラゴンだが、ここで、電子工作やプログラミングがよくわからない!という人向けに、簡単に仕組みを説明しようと思う。


まず、ワリバドラゴンはWindowsタブレットで操作する。


Windowsタブレット⇒②なのぼーどAG(基板)⇒③モーター
 繋がりは上記の通り、①②③という流れで繋がっている。

<まず、Windowsタブレットが、なのぼーどAGに「モーターを回してくれ!」という命令を出す。【プログラミング(scratch)によって制御。】
その後、なのぼーどAGがモーターに電気を流す。すると、モーターが回る。
まあ、こんな感じです。

MakerFaireTokyoが始まり、最初のほうに来てくださった来場者の方にワリバドラゴンをタブレットで動かしてもらった。(下記の写真の通り、有線で。)

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来場者の方からは、「凄い!」などとお褒めの言葉を頂いた。

だが、僕の理想の形でワリバドラゴンを見せられなかった。
僕の理想の形は、ワリバドラゴンをWindowsタブレットで無線操作することだった。
が、技適(技術基準適合)や混線等の壁があり、ワリバドラゴンを無線で動かしてもらうことはできなかった。

無線が無理なら、有線で動かす他ない。
が、僕は有線ではあまり動かしたくはなかった。一番の理由は、線が邪魔で操作がしづらいからだ。でも、仕方ない。

有線ならば、ワリバドラゴンのなのぼ~どAGからの線をタブレットに繋ぐだけで簡単にワリバドラゴンを動かせると思うかもしれない。
だが、今回、実はそんな簡単ではなかった。

タブレットにつけている、USB分岐のポートの電圧が1つ最高5Vだそうで、僕の場合、ポートは4つある。
なのぼ~どAGでモーターを動かすには、タブレットのUSBにUSB分岐を繋ぐだけでは、電圧が足りないのだ。
すると、増幅電源の電源アダプタが必要になる。
要は、コンセントから電源不足を補うということ。
が、コンセントを使って電源不足を補うと、ある問題が起こる。

Windowsタブレットには   二本の線(ワリバドラゴンのなのぼ~どAGから伸びている線と、コンセントに繋がっている線【増幅電源用】)が繋がっている。
ということは、コンセントに繋がっている線【増幅電源用】のおかげでワリバドラゴンを操作できる範囲が極端に狭くなってしまう。

有線で操作したくない、こういう理由がいくつか僕にはあり、ワリバドラゴンのお披露目は最初だけでやめてしまった。
ワリバドラゴンを操作できるスペースもなかったことも理由の一つ。
通路側にはみ出してデモをすると、迷惑になるのでできなかった。

僕の作品の目玉、レインボー風車はどうだったかというと・・・

OtOMOブースはMakerFaireTokyo2015の出入り口の真ん前だったので、
僕のレインボー風車は良く目立った。(そこ自分で言う?w)
ただ、大人からはレインボー風車を子ども(僕)が製作したと思ってもらえていなくて、ちょっぴり僕としては悲しかった。
僕の作品「レインボー風車」、子供らしくないのかな?でかすぎたか?

レインボー風車は、超音波センサーで風車を回す仕組み。
無線で回す仕組みを始めに作ったが、会場で必ず動かすためには、やはり有線!
そのため、長い線で風車と超音波センサーを繋いである。

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超音波センサーは、風車のタワーの通路側に取り付けてある。写真参照。

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風車が上のほうにあるからか、「ここに手をかざすと風車が回りますよ!」と呼び込みしないと、なかなか気づいてもらえない・・・。

が、超音波センサーで風車を回す体験をしてくださった方はみんな笑顔で楽しんでくださっていたので、嬉しかった。

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超音波センサーに手をかざすのではなく、ギュっとにぎってしまう小さな子どももいて、僕はヒヤヒヤした。w  
市販のおもちゃは結構手荒に扱っても壊れない(スゴイ!)
けれど、自作の電子工作は壊れやすいから。w

来場者の方で興味を持った方が僕に詳しい話を聞きに来て下さったりもした。
嬉しかった!

レインボー風車をkinectで操作するデモは、一日目の夕方にやってみた。

MakerFaireTokyoでのkinectは、やはり無理があった!w
一日目の最後は人が少なくなったので、レインボー風車をkinectで動かしてみる。
が、人が少なくなったといえど、パラパラ人は通るので、そのたびにkinectの画面では複数の人間が赤く表示されてしまう状態で、風車は反応し、回りまくる。w

風車の右回転、左回転を腕の動きに連動させて動かしたいのにできない・・・。

予定では、プラダンの板を背景にして、レインボータワーの下にkinect体験者に立ってもらうつもりだったけれど、子ども達の作品と来場者皆さんで作ったワリバタワーがぎゅうぎゅうに展示してあるので、無理だった。
現場でやってみなくては分からないことなので、仕方ない。
MakerFaireTokyoの会場で、kinectを試せただけでも良かった。w

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Makeの創始者デール・ダハティ氏が昨年に引き続きOtOMOブースを訪問して下さった。嬉しい!一日目の始めのほうだったので、みんなのテンション、あがりまくりだった!w
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OtOMOの小さなMakerたち

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 レインボー風車はワリバドラゴンのような大きなトラブルなく1日目を終えた。
だが、1日目を終えて心配な点が見つかった。

一つは、お掃除ロボモーターと、風車の軸歯車の噛み具合が、時折悪くなり、空回りしてしまうことだ。
もう一つは、レインボー風車の羽に付いているLEDの制御基板からモバイルバッテリーに繋いでいる大電流用ケーブルの付け根の部分などが変形したことだ。
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容器が小さい事と、モバイルバッテリーを使用した時の熱で変形したのではないかと僕は考えた。
けれど、MakerFaireTokyo2015の2日目に間に合うはずもないのでそのまま2日目に突入。
それで、2日目は、・・・て書きたいけれど、題名 1日目なので、続きはまた今度にしたいと思います。