ScratchDay in Tokyo 2016 Show&Tell 説明&準備編その1
今回は僕がScratchDay in Tokyo 2016 Show&Tellに出た話を書きます。
まずは、発表したものの説明と準備の話を。
今回のShow&Tellでは、この前の記事で書いた「 ScratchからKinectを使ってPepperを制御する」の応用編「KINECTでPepperとレインボー風車を制御」について発表しました。
「KINECTでPepperとレインボー風車を制御」について簡易的に説明するとこうです。
わかりやすく伝わるように図にしてみました。
僕が左腕を上げるとScratchを介し、Pepperとレインボー風車に命令が送られます。
ScratchとPepperはScratchOSCBridgeというアプリケーションでWiFi又は有線でIPアドレスを使用し、繋いでいます。
ScratchとPepperの繋ぎ方などの詳細は、下記記事に書いてあります。
僕が昨年の夏に作ったレインボー風車は、なのぼ~どAGというマイコンボードへ有線でScratchから制御しています。
結論から言うと、今回のShow&Tellは僕の中では大成功に終わりました。
でも、実はその裏には並々ならぬ努力が。←自分で書いちゃう!?😜
カッコイイテーマ曲が流れる。~~~~~~~
ブログに音源入れられたら最高だな。
と、おふざけはこのくらいに。
でも、本当に一生懸命必死に間際まで取り組みました。取り組まざるを得ない状況になっていたというか。
理由は、もちろん、僕の技術力の低さが一番ですが、発表する作品が「ソフトじゃなくてハード」だからというのもあると思います。
僕の中でハードって、失敗だらけになるものだという認識です。去年も今年もShow&Tellで僕以外に登壇した子は全員ソフト(作りこんだハイレベルのゲームとか)でした。
比べると、僕のようなハード(動かす実物がある作品)は本番での発表(デモ)が失敗に終わる確率が非常に高くなるものだと思います。何しろ、PCの他に準備するものが非常にたくさんあり、足りないものが一つでもあるとアウト。壊れる可能性も高く、不具合が見つかっても原因がハードにあるのか、ソフトにあるのか、すぐにはわからないことが多いです。
去年、他の発表者の子達は、ScratchDayでのプログラミングバトルや他のプログラムをすごく楽しんでいました。僕はというと、直前まで作品の調整で手一杯で、まったく楽しむ余裕はありませんでした。まあ、僕の作品の完成度が低いからそうなってしまうわけなのですが。
去年、Show&Tellで苦~い経験をしました。もちろん、発表した作品はハードです。
WiFi経由でRaspberryPiを積んだ車をスマホから制御するというものを発表したのですが、会場ではWiFiが混線し、実物が動かなかったのです。
でも、そんなときのために、きちんとBプランは用意していました。
上手く短くまとめた動画を用意していたのです。
が、またここで僕はとんでもない大失敗をしました。
動画を用意していたのにもかかわらず、初めてShow&Tellに出さしてもらったからなのか、緊張のあまり動画を流さずに終わってしまったのです。短くまとまるよう、何度も何度も撮影し直して準備した動画だったのに。
そのことを思うと今でも後悔の念が強く湧き上がります。
だから、今回のShow&Tellはいわば、去年のリベンジなのです😤
念には念をと今回はAプラン、Bプラン、Cプランを事前に考えていました。
去年と共通なのは、Scratchで作った作品紹介の発表スライドを流すことです。それにプラスする形で作品のデモ。
Aプランは実物を動かし、発表。(デモ)
Bプランは僕の編集した字幕入り動画で発表する。(デモがうまくいかない場合)
Cプランは会場のパソコンでなく、持ってきた自分のパソコンで発表すること。
だが、ここで悲劇が起こりました。
Show&Tellは、制約上5分で発表しなければならないのですが、今回のデモはPepperとレインボー風車で、大がかりのため、実物を準備するのは大人の手助けが必要だったのです。これはShow&Tellの制約に反してしまうと連絡があり、Aプランアウト!
この制約を知ったのはScratchDayの10日前。なんてことだ!時間がない!僕は焦りました。当日のShow&Tellでは、実際にデモをするのではなく、「あらかじめ撮影した動画などで発表してください。」と連絡がきました。
その2へ続く。